【11月11日 AFP】フィリピンに上陸した超大型の台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)による被害が明らかになる中、米国、国連(UN)、欧州連合(EU)をはじめ世界の各国政府と諸機関が10日、フィリピンへの緊急援助に乗り出している。

 米国防総省は、フィリピン政府からの支援要請を受け、米軍が援助に向かっていると発表した。太平洋に配備されている軍から派遣された捜索・救助艦船と輸送機が含まれている。

 潘基文(Ban Ki-moon)国連事務総長は、国連の人道支援の諸機関が「援助を必要とする人々に早急に対応」することを約束。国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)も、シェルターと医薬品を含む60トンの援助物資を積んだ貨物輸送機がフィリピンに12日到着予定であり、続いて浄水装置と衛生機器が届けられると発表した。

 欧州委員会(European Commission)では救援活動の支援として400万ドル(約3億9600万円)の供与を発表した。

 英国は960万ドル(約9億5000万円)相当の緊急援助を申し入れた。また、在マニラ(Manila)ドイツ大使館は、最初の援助として援助物資23トンが空輸中で、ドイツの救助隊がすでに救助活動にあたっていると述べた。

 ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は10日、信者たちに「具体的な支援」を提供するよう呼びかけた。(c)AFP