【11月3日 AFP】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯(ISU Grand Prix of Figure Skating Cup of China 2013)は2日、中国の北京(Beijing)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、中国の閻涵(Yan Han、ハン・ヤン)が合計245.62点でGP初優勝を飾った。

 ショートプログラム(SP)で首位に立った閻涵はそのリードを守り切り、明白に安心した様子を見せた。

 2012年の世界ジュニア選手権を制した17歳の閻涵は、4回転トーループ、3回転トーループのコンビネーションジャンプを成功させ、2度の4回転ジャンプを決めてFS首位に立ち、238.65点を記録したロシアのマキシム・コフトゥン(Maxim Kovtun)を2位に抑えた。

 SP3位につけていた小塚崇彦(Takahiko Kozuka)は、FSでは5位に終わったものの、226.92点で表彰台の一角を占めた。

 世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2013)銀メダリストのデニス・テン(Denis Ten、カザフスタン)は238.65点で4位だった。(c)AFP