【10月25日 AFP】米北西部ワシントン(Washington)州で23日、中学校に拳銃と400発の弾薬を持ち込んだ男子生徒(11)が、殺人未遂容疑で逮捕された。地元警察が発表した。生徒はまた、複数の刃物も所持していたという。

 事件が起きたのは、同州バンクーバー(Vancouver)市にあるフロンティア中学校(Frontier Middle School)。地元警察の発表によると、学校は2時間にわたって閉鎖された。負傷者はいないという。生徒は24日、地元裁判所に出廷した。

 米国では今週、学校内などでの殺人や死亡事件が立て続けに3件起きたばかり。

 21日にはネバダ(Nevada)州のスパークス中学校(Sparks Middle School)で、男子生徒(12)が教師を射殺、同級生2人を負傷させた後、自殺した。

 22日にはカリフォルニア(Californian)州で、アサルト(攻撃用)ライフルに似た空気銃を持っていた少年(13)が、警官により射殺された。

 また23日にはマサチューセッツ(Massachusetts)州のダンバース高校(Danvers High School)で、女性教師(24)が少年(14)に殺害されたと報じられている。(c)AFP