【10月25日 AFP】短文投稿サイトの米ツイッター(Twitter)が、新規株式公開(IPO)で目指す資金調達額を、当初の推定額よりも多い最大16億1000万ドル(約1570億円)と見込んでいることが、24日明らかになった。

 同社は当初、IPOで10億ドル(約970億円)の資金調達を目指すとされていたが、米証券取引委員会(Securities and Exchange CommissionSEC)に新たに提出された資料によると、上場株式数は7000万株で、価格は17~20ドルになる見通し。さらに、需要があれば1050万株を追加販売できるオプションも持つことになる。

 同社によると、公開価格が18.50ドルだった場合の調達額は、投資会社が追加販売のオプションを行使するかどうかによって12億5000万~14億4000万ドル(約1220億~1400億円)になる。

 公開価格を基に推定される同社の市場価値は93億~111億ドル(約9050億~1兆800億円)で、ここ数週間にわたり一部アナリストが算出してきた推定額と比べると控えめな数字だ。

 同資料には上場の期日は明記されていないが、米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)は匿名筋の話として、11月6日に公開価格が確定し、翌7日に上場となる可能性があると伝えている。(c)AFP