【10月18日 AFP】米当局による個人情報収集活動を暴露して訴追されロシアに一時亡命した米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者(30)が、ロシアには極秘文書を一切持ち込んでおらず、ロシア政府の手に機密が渡ることはないと述べた。

 17日の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に掲載されたインタビューの中でスノーデン容疑者は、入手した機密書類は全て、モスクワ(Moscow)に渡航する前に滞在していた香港(Hong Kong)で会った記者らに渡したと明かした。ロシア行にあたって文書を携行しなかった理由は「公益にならないため」だと説明している。

 スノーデン容疑者はまた、勤務先だった米国家安全保障局(National Security AgencyNSA)での経験から中国の情報活動には詳しく、中国の情報機関の手に文書が渡るのを防ぐことにも成功したと主張した。同容疑者はNSAで中国のサイバー対敵情報活動について教える講師などを務めていた。

「ロシアや中国が機密文書を手に入れた可能性はゼロだ」と同容疑者は述べている。

 インタビューは先週の数日間にわたって暗号化されたインターネット通信を介して行われた。(c)AFP