【10月9日 AFP】アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル(Cristina Fernandez de Kirchner)大統領が8日、ブエノスアイレス(Buenos Aires)の病院で脳にできた血腫を取り除く手術を受けた。アルフレード・スコッチマルロ(Alfredo Scoccimarro)大統領報道官が同日発表した。報道官によると手術は成功し、容体も安定しているという。

 報道官は、「手術は成功した。大統領の容体は安定しており、既に個室に移動した」と述べた。

 大統領は先週末、脳内出血の一種である「慢性硬膜下血腫」と診断されていた。8月中旬に頭部を打撲したことが原因とみられている。左腕に痛みがあり、筋力の低下もみられたことから7日に入院し、脳と外膜の間にできた血腫(血の塊)の除去が必要と判断された。(c)AFP