【10月8日 AFP】イスラエルのエルサレム(Jerusalem)で7日、心臓疾患のため同日に死去したユダヤ教指導者、オバディア・ヨセフ(Ovadia Yosef)師の葬儀が営まれ、約70万人の参列者が市内の道路を埋め尽くした。

 93歳で死去したヨセフ師は、主にスファラディ系ユダヤ人の間に強い影響力があったが、その大胆な発言は時に物議を醸した。

 警察当局によると、葬儀には70万人以上が参列し、これはイスラエルでの葬儀参列者としては最多を記録した。公式統計ではイスラエルのユダヤ人人口が600万人強となっているため、10人に1人以上のユダヤ人がヨセフ師の葬儀に参列した計算になる。参列者のほとんどは超正統派のユダヤ教徒で、男女別々にヨセフ師のひつぎを見送った。(c)AFP/Michael BLUM