【10月7日 AFP】台風23号(アジア名:フィートウ、Fitow)は7日、中国東部沿岸に上陸した。同国ではこの台風によりこれまで70万人以上が避難を余儀なくされており、気象当局は6日、警戒レベルを最大に引き上げている。

 国営新華社(Xinhua)通信によると、台風23号は7日早朝、最大風速41メートルの勢力で福建(Fujian)省に上陸。周辺地域に豪雨をもたらし、広い範囲で停電が発生した。浙江(Zhejiang)省で57万4000人が、福建省では17万7000人が避難を強いられているという。

 気象当局によると、台風23号は今後、北西に向かうと予測されるが、急速に勢力を弱める見込みだ。(c)AFP