【9月12日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ自治州で11日、独立を求める「人間の鎖」が数百キロにわたってつくられた。1714年の同日、当時のスペイン王フェリペ5世(Philip V)にバルセロナ(Barcelona)が占領されたことを忘れまいと企画されたもので、参加者らはバルセロナを象徴するサグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)やカンプ・ノウ(Camp No)をはじめ幹線道路や街中で、「17時14分」に手をつないだ。主催団体によると、40万人の参加と400キロの人間の鎖を目標に行われたという。

 カタルーニャ自治州のアルトゥール・マス(Artur Mas)首相は、2014年に同自治州の独立の是非を問う住民投票の実施を公約しているが、マリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相率いる中央政府はこれに強く反対している。(c)AFP