【8月15日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属するルイス・スアレス(Luis Suarez)が14日、クラブに残留する決意を固めたとする報道を否定した。

 ウルグアイ代表として日本代表との親善試合に出場したスアレスは、ディエゴ・フォルラン(Diego Forlan)の先制点を演出すると、自身も1得点を挙げる活躍を見せた。

 ウルグアイのエル・オブセルバドール(El Observador)紙によると、アーセナル(Arsenal)が獲得を目指しているスアレスは、日本滞在中にインタビューに応じ、リバプールに残留する意向を示したとしている。

 ウルグアイが4-2で快勝する立役者となったスアレスは試合後、「僕はそんなこと言ってない。たぶん、ほかの誰かがそう言ったんだろう。重要なことは、僕は現在ウルグアイ代表と一緒にここにいるということだ」と話し、報道を否定した。

 アーセナルの獲得オファーをリバプールに2度断られたスアレスは、移籍を許可する約束をクラブが破ったと非難し、ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督は同選手に一人で練習するよう命じている。

 日本代表との試合前に報じられた記事でスアレスは、「現時点では、ファンからのすべての愛情に応えるため、このまま残留しようと思っている」と語ったとされている。(c)AFP