【8月15日 AFP】米マイクロソフト(MicrosoftMS)は14日、同社製基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8(Windows 8)」に、要望の多かった「スタート」ボタンの復活など、多くの改良を加えたアップデート版「ウィンドウズ8.1(Windows 8.1)」を、10月18日に発売すると発表した。ウィンドウズ8を既に利用しているユーザーは、ウィンドウズ8.1を無料でダウンロードできる予定だが、パッケージ版も同日販売される。

 今回、新たに基本ソフトの改良版が投入される背景には、パソコンとタブレット端末の両方に使用できるウィンドウズ8が昨年発売されて以来、思うように売り上げを伸ばせていないという事情がある。

 同社のブランドン・ルブラン(Brandon LeBlanc)氏はブログ上で「ウィンドウズ8.1は、個人設定やインターネットエクスプローラ11(Internet Explorer 11)、ビング(Bing)を利用した検索システム、新アプリも含む内蔵アプリのラインアップ、ウィンドウズストアの操作性、スカイドライブ(SkyDrive)を利用したオンラインデータ保存サービスの強化など、ユーザーがより楽しく利用できるよう、多岐にわたる改善を施した」と述べている。(c)AFP