【8月6日 MODE PRESS WATCH】東京・表参道にあるEYE OF GYREで8日から、「寺山修司幻想図書館~書を捨てよ、町へ出よう~」展が開催される。

 詩人、俳人、歌人、劇作家、映画監督、小説家、写真家など、多岐にわたる活動を通し、数々の業績を残してきた寺山修司。言葉を通して人生を表現し、彼の残した偉大な「言葉」の数々はいまなお強烈なエネルギーを放つ。それらの言葉が詰まった膨大な数の書籍を集積し、EYE OF GYREで「寺山修司幻想図書館」を現実化させる。

 会期中は女優の松田美由紀や、ポスターハリス・カンパニーとテラヤマ・ワールドの代表を務め、この展示の企画協力を担当した笹目浩之氏らによるトークセッションも開催予定。没後30周年となる今年、改めて寺山修司の放つ言葉の意味を考えてみたい。

■イベント概要
・会期:2013年8月8日(木)~8月31日(日)11時~20時
*尚、8月19日は全館休館
・会場:EYE OF GYRE/GYRE 3F
(東京都渋谷区神宮前5-10-1 TEL:03-3498-6990)

■「寺山修司幻想図書館~書を捨てよ、町へ出よう~」展トークセッション
・「寺山修司の言葉の魔力」 8月10日(土)午後4時~
九條今日子(寺山修司元夫人)、白石征(演出家、編集者)
司会:笹目浩之(ポスターハリス・カンパニー代表、テラヤマ・ワールド代表)

・「いま考える~書を捨てよ、町へ出よう~」 8月20日(火)午後6時30分~
松田美由紀(女優)、田口ランディ(小説家)
司会:生駒芳子(アートダイナミクス代表)

企画協力:笹目浩之/ポスターハリス・カンパニー、テラヤマ・ワールド
企画監修:生駒芳子/アートダイナミクス
会場構成:大内健太郎/クオラス
(c)MODE PRESS