【7月30日 AFP】8月に開幕する第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)に出場する米国代表の選手団が29日、発表された。

 代表には第13回世界陸上大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)覇者の9選手と、ロンドン五輪のメダリスト20選手が名を連ねた。

 また選手団には、女子1500メートルに出場する17歳のメアリー・ケイン(Mary Cain)、男子400メートルに出場する19歳のアーマン・ホール(Arman Hall )、女子800メートルに出場する19歳のアジー・ウィルソン(Ajee Wilson)と10代の3選手も含まれている。

 前回大会覇者で代表に選出されたのは男子では110メートルハードルのジェイソン・リチャードソン(Jason Richardson)、三段跳びのクリスチャン・テイラー(Christian Taylor)、走り高跳びのジェシー・ウィリアムズ(Jesse Williams)、走り幅跳びのドワイト・フィリップス(Dwight Phillips)、十種競技のトレイ・ハーディ(Trey Hardee)、女子では100メートルのカルメリタ・ジーター(Carmelita Jeter)、1500メートルのジェニファー・シンプソン(Jennifer Simpson)、400メートルハードルのラシンダ・デュマス(Lashinda Demus)、走り幅跳びのブリトニー・リース(Brittney Reese)となっている。

 一方で、2012年のダイヤモンドリーグ(IAAF Diamond League 2012)のシーズン優勝を飾った女子200メートルのチャロンダ・ウィリアムス(Charonda Williams)、女子100メートルハードルのドーン・ハーパー(Dawn Harper)、女子走り高跳びのチャウント・ロー(Chaunte Lowe)、男子砲丸投げのリース・ホッファ(Reese Hoffa)が自動的に代表入りを決めている。

 また十種競技のアシュトン・イートン(Ashton Eaton)、男子110メートルハードルのアリエス・メリット(Aries Merritt)、女子棒高跳び(室内)のジェニファー・サー(Jennifer Suhr)、女子4×100メートルリレーのアリソン・フェリックス(Allyson Felix)とカルメリタ・ジーターはそれぞれの種目の世界記録保持者として大会に臨む。

 モスクワ大会は8月10日から18日にかけて開催される。(c)AFP