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中国伝統薬から高濃度のヒ素検出、スウェーデン食糧庁

2013年7月17日 17:58 発信地:ストックホルム/スウェーデン

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中国伝統薬から高濃度のヒ素検出、スウェーデン食糧庁
香港(Hong Kong)の店頭に並ぶ「ロクジョウ(deer antler、鹿茸)」などの中国の漢方薬(2013年3月21日撮影)。(c)AFP/Dale de la Rey
【7月17日 AFP】スウェーデン食糧庁(National Food Agency)は16日、中国伝統薬「牛黄解毒片(Niu-Huang Chieh-tu-pien)」から「極めて高い含有量」の無機ヒ素が検出されたと発表した。「非常に深刻な健康被害」をもたらす可能性があるという。

 中国伝統薬のインターネット販売を行う業者らによると、「牛黄解毒片」は歯痛、皮膚感染症、食欲不振、乳幼児の発熱などさまざまな症状の改善に効果があるとされている。この製品は、インドでも「Divya Kaishore Guggul」、「Chandraprabha Vati」として販売されている。

 スウェーデン食糧庁の毒物学者、Leif Busk氏は、「この薬を用法通りに服用すると、最悪の場合、1日に致死量の半分に相当する無機ヒ素を摂取することになる。摂取すれば誰でも非常に深刻な影響を受ける恐れがある。こうした極めて有害な薬を販売している企業があるのは恐ろしいことだ」と述べた。

 ストックホルム(Stockholm)市内では、これらの製品はすでに店頭から撤去されている。しかし別の地域ではまだ販売されている可能性があるほか、インターネットでも購入することができる。

 食糧庁によると、ストックホルムの地元当局は欧州連合(EU)の警告システムを通じて、欧州各国に気を付けるよう呼び掛けている。(c)AFP
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