【7月9日 AFP】ブラジルで行われたアマチュアサッカーの試合中、退場処分に反発した選手を刺殺した審判が、襲撃されて首などを切断され、殺害された。地元メディアが伝えた。

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 この事件はブラジル北東部のマラニョン(Maranhao)州で6月30日に起きたが、詳細は先週になって明らかにされた。

 地元警察によると、試合中に31歳の選手が退場処分に応じなかったため、20歳の審判と取っ組み合いとなった。その最中に審判が選手を刺し、選手は病院へ搬送中に死亡した。

 これを受け、3人の人物が報復のために審判に石を投げつけて殺害し、その後死体を切断したという。

 警察の発表によると、27歳の男が審判への暴行に関与したことを認めたが、致命傷を与えたことについては否認している。残る容疑者2人はいまだ指名手配中となっている。(c)AFP