【6月4日 MODE PRESS】「H&M」の13年春夏広告キャンペーン・モデルを務めた歌手のビヨンセ(Beyonce)は、同キャンペーン用に撮影した写真が修正されているのを見て激怒したという。

 カリブ海のバルバドス(Barbados)で行なわれた撮影で、ビヨンセはビキニ姿やマイクロショーツ姿、ふわりとしたドレスを着た姿を披露した。しかし、それらの写真がひどく修正されたことに冴えない表情を見せ、無修正のものを使うよう強く主張したという。関係者は英大衆紙サン(The Sun)に「ビヨンセは、写真が修正されているのに気付いてカンカンになりました。彼女は本物の歌姫で、このような扱いを受けたことに激怒したんです。ビヨンセ側が修正済みの写真にゴーサインを出さなかったので、H&Mはオリジナルを使わざるを得ませんでした」と経緯を語った。

 ビヨンセは若い女性は健康的な体を保つべきという信念を持っており、度々、健康であることの重要さを語っている。最近では「皆が皆同じであるはずがありません。健康を維持し、自分を大切にするとともに、自分にしかない美しい個性に誇りを持つことです」とコメントしていた。

 「H&M」のスポークスマンはこの件について話し合いを行なったことを認め、「全てのキャンペーンにおいて、どの写真を使うかという議論が行なわれています。H&Mとビヨンセはともに、最終的な結果にとても満足しています」と明かしていた。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS