【5月22日 AFP】国際自転車競技連合(International Cycling UnionUCI)は21日、第96回ジロ・デ・イタリア(2013 Giro d'Italia)参戦中に禁止薬物の使用が発覚したシルヴァン・ジョルジュ(Sylvain Georges、フランス)に対し、処分を下すと発表した。

 アージェードゥゼル・ラ・モンディアル(AG2r - La Mondiale)に所属するジョルジュが5月10日の第7ステージ終了後に提出した尿サンプルから興奮剤のヘプタミノール(Heptaminol)が検出され、その後行われたBサンプルの検査でも同じ結果が確認された。

 UCIは、「規則にのっとり、UCIはフランス自転車連盟(French Cycling FederationFFC)に対し、当該選手へ処分を行う手続きに入ることを求める」と声明を発表した。

 ジョルジュはすでに、陽性反応が出たことを受けて大会を棄権している。血流を改善する働きがあるヘプタミノールは、フランスでは薬局のカウンターで購入することができる。(c)AFP