【5月14日 AFP】(写真追加)国際宇宙ステーション(International Space StationISS)に滞在していた米露加の3宇宙飛行士が約半年のミッションを終えて14日、地球に帰還した。

 ロシア人のロマン・ロマネンコ(Roman Romanenko)氏、米国人のトーマス・マーシュバーン(Thomas Marshburn)氏、カナダ人のクリス・ハドフィールド(Chris Hadfield)氏の3宇宙飛行士を乗せたロシアの有人宇宙船ソユーズ(Soyuz)は日本時間14日午前11時31分、カザフスタン中部のカラガンダ(Karaganda)に着陸。ロシア宇宙当局および米航空宇宙局(NASA)もこれを確認した。

 3人のうちハドフィールド氏はISS滞在中、これまで知られていなかった宇宙での日常生活やISSから撮影した宇宙の風景を定期的にツイッター(Twitter)に投稿し、地球の人々の想像心をかき立て、一躍人気者となった。なかでも、宇宙を漂流する飛行士を歌った英ミュージシャン、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の曲「スペイス・オディティ(Space Oddity)」を、ギターを抱えたハドフィールド氏がISS内で歌う動画は、米動画共有サイトのユーチューブ(YouTube)で大ヒットとなった。(c)AFP