【4月8日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2013)は7日、ワールドグループ準々決勝が各地で行われ、チェコはルカシュ・ロソル(Lukas Rosol)が7-6、6-7、7-6、6-2でカザフスタンのエフゲニー・コロレフ(Evgeny Korolev)を下し、通算成績3勝1敗で準決勝進出を決めた。

 世界ランク63位のロソルは初顔合わせとなった同188位のコロレフを倒し、前年王者のチェコを確固たる勝利に導いた。

 第1セットでは、ロソルとコロレフ、両者ともリスクを避ける注意深いプレーを展開したが、タイブレークをロソルが制し、セットを先取する。

 第2セットは6ゲーム目をコロレフがブレークした後、第9ゲームでロソルがブレークを奪い返し、再びタイブレークにもつれ込むが、今度はコロレフがしのぎ、セットカウントを1-1とした。

 同じような展開となった第3セットでは、コロレフが5ゲーム目をブレークしてリードをつかんだ後、ロソルが第10ゲームをものにする。そして第2セットよりも的確なプレーでロソルがタイブレークに成功し、2-1のリードを奪った。

 そして迎えた第4セットでは、ロソルが卓越したクレーコートでの力量を見せつけ、相手のサービスゲームを2度ブレーク。そのまま試合を制してチェコの準決勝への切符を手に入れた。

 5日には、初戦でロソルがアンドレイ・ゴルベフ(Andrey Golubev)を4-6、6-4、6-2、7-6で下した後、第2試合でヤン・ハジェク(Jan Hajek)がカザフスタンのミハイル・ククシキン(Mikhail Kukushkin)に6-3、6-2、6-4で勝利し、チェコは2連勝を上げた。

 しかし6日のダブルスでチェコは第3試合のダブルスでラデク・ステパネク(Radek Stepanek)/ヤン・ハジェク(Jan Hajek)組が6-7、4-6、3-6でカザフスタンのユーリ・シュキン(Yuriy Schukin)/アンドレイ・ゴルベフ(Andrey Golubev)組に敗れ、通算成績を2勝1敗としていた。(c)AFP