【2月15日 AFP】 欧州で牛肉と表示されていた冷凍食品などに馬肉が混入していた問題で、英政府は14日、人体に有害な影響をおよぼす可能性がある薬物が検出された馬肉が英国からフランスに輸出されたと発表した。

 英国のデービッド・ヒース(David Heath)環境・食料・農村相は、人体に悪影響をおよぼす可能性のある馬用医薬品、フェニルブタゾンが検出された馬肉が、英国からフランスに送られたと発表。さらに、食用として出回った可能性があるとも述べた。

 フェニルブタゾンは人体に入るとまれに重大な血液疾患を引き起こす可能性があるが、ヒース氏によると、馬肉問題の渦中にあるスウェーデンの冷凍食品大手フィンダス(Findus)の製品からは今のところ検出されていない。

 一方、馬肉混入問題はドイツへも広がった。独スーパーマーケットチェーン、レアル(Real)は、先週店頭から回収していた冷凍食品を検査した結果、「馬肉の痕跡」が見つかったと発表。同国の他のスーパーも製品の検査を進めている。(c)AFP/Kate Millar