【2月7日 AFP】(記事更新)サッカー国際親善試合は6日、各地で行われ、日本は3-0でラトビアに快勝した。

 2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)アジア最終予選を控える日本は、2013年最初の一戦で岡崎慎司(Okazaki Shinji)が2得点を挙げる活躍を見せた。

 前半31分にヘディングシュートを放ったものの得点に結び付けることができなかった岡崎は、同41分に内田篤人(Atsuto Uchida)のクロスから滑り込みながらのシュートをポストに当てながらも決め、日本に先制点をもたらした。

 後半15分に日本は、香川真司(Shinji Kagawa)の完璧なパスを受けた本田圭佑(Keisuke Honda)がペナルティーエリア端からシュートを決めてリードを広げると、その直後には背後からのパスを受けた岡崎がチームの3点目となる得点を挙げた。

 試合後に岡崎は、「前に出たり後ろに下がったりというところを意識した。出来としては良い部分が60パーセントくらいで、残りの40パーセントは最後のところでキープするという部分です」と語った。

「今年初めての試合で勝てたのは良かったし、自分としてもゴールを決められて嬉しいけど、修正しなければならないところはまだある」

 前田遼一(Ryoichi Maeda)を投入した後半開始直後から主導権を握った日本は、前田や本田がゴールに迫りながらも得点を奪うことができなかった。

 その後、ラトビアのエドガルス・ガウラチュス(Edgars Gauracs)、オレグス・ライザーンス(Olegs Laizans)らにシュートを許した日本だったが、その直後に2得点を追加してラトビアを突き放した。

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は、「2か月ほど集まっていなかったため、前半はスムーズに入れなかったが、30分を過ぎたくらいから良くなった。3月のヨルダン戦の前にもう1試合あるので、そこで更なるテストを行い、いい準備を整えてヨルダン戦を迎えたい」とコメントした。

 2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)本大会出場決定まであと1勝としている日本は、3月26日に敵地でヨルダンと対戦する。(c)AFP