【12月22日 AFP】米コネティカット(Connecticut)州ニュータウン(Newtown)の小学校で起きた銃乱射事件を受け、米芸能界のスターたちが集結し、銃規制の強化を訴えるビデオを制作した。
 
 ビデオは、攻撃用武器の禁止や銃購入者の犯罪歴照会の義務化を訴える運動「デマンド・ア・プラン(Demand a Plan)」への支持を訴える内容で、女優のグウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)、俳優のジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)、ジェレミー・レナー(Jeremy Renner)のほか、歌手のビヨンセ(Beyonce)、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)など、米芸能界を代表する面々が出演している。

 出演者らは米国で過去に銃乱射事件の舞台となった場所の地名を1つずつ挙げた後、「あと何人?あといくつの大学が?あといくつのクラスが?映画館が?教会が?ショッピングモールが?」と語りかける。サイトには、「私たちは、ニュータウンで殺された罪のない20人の子供たち、そして米国で毎日銃の犠牲となっている34人の人々を生き返らせることはできません。しかし、常識ある法律を作ることによって、将来の悲劇を防ぐことはできます」とのメッセージが書かれている。

 ビデオは「http://www.demandaplan.org」で見ることができる。(c)AFP