【11月8日 AFP】米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)さん(26)は7日、生まれ育った街ニューヨーク(New York)を襲った大型の温帯低気圧「サンディ(Sandy)」による被災者支援のため、100万ドル(約8000万円)を米赤十字社に寄付すると発表した。

 現在、南米を公演ツアー中のガガさんは、自身のウェブサイト「リトルモンスター・ドットコム(Littlemonsters.com)」で次のように説明している。

「もしニューヨーク市が存在しなかったら、ロウアーイーストサイド(Lower Eastside)やハーレム(Harlem)、ブロンクス(Bronx)やブルックリン(Brooklyn)がなかったら、私は今あるような女でもアーティストでもなかった」

「私の精神を育ててくれてありがとう。今度は私があなた(ニューヨーク)の再建を助ける番」

 寄付はガガさん自身と両親、妹を代表したものだという。

 米赤十字社によると、前月29日にニューヨーク州とニュージャージー(New Jersey)州を襲ったサンディの被災者救援のため寄せられた寄付や支援は、総額1億300万ドル(約82億円)に上っている。現在も多数の世帯が停電で暖房もままならない状態にある米北東部は7日、新たに雪を伴う暴風に見舞われている。(c)AFP