【11月2日 AFP】在日米軍に夜間外出禁止令が出ているにもかかわらず、沖縄で酒に酔った米軍兵士が民家に侵入し、屋内にいた10代の少年を殴ってけがをさせる事件が起きた。2日、メディアが一斉に報じた。

 NHKなどによると、事件は2日未明、読谷村で起きた。容疑者の米兵(24)はビル1階にある居酒屋で飲酒した後、3階の住居に侵入し、この家に住む男子中学生の顔を殴ってけがをさせたとされる。その後、米兵は3階の窓から飛び降り、自身もけがをして病院で手当てを受けた。この米兵は居酒屋でも酔って暴れていたという。

 沖縄では前月、米兵2人が地元女性を暴行する事件が起きたばかり。在日米軍は日本全国の駐留米兵に無期限の夜間外出禁止令を出していた。(c)AFP