【10月8日 AFP】フランス・パリ(Paris)郊外のロンシャン競馬場(Longchamp Racecourse)で7日、競馬の第91回凱旋門賞(91st Prix de l'Arc de Triomphe、芝2400m)が行われ、オリビエ・ペリエ(Olivier Peslier)騎手が騎乗したソレミア(Solemia)が2分37秒68で優勝を果たした。

 穴馬のソレミアが、本命馬オルフェーヴル(Orfevre)を打ち破り、日本馬の凱旋門賞初優勝を阻んだ。

 クリストフ・スミヨン(Christophe Soumillon)騎手騎乗のオルフェーヴルは残り400メートルでソレミアを抜いて先頭に踊り出て、日本競馬悲願の優勝に近づいたが、ソレミアがゴール板直前でオルフェーヴルを抜き返した。

 通算13頭目の日本馬として出走を果たしたオルフェーヴルだったが、首差で敗れ、1999年と2010年にそれぞれ2着に入ったエルコンドルパサー(El Condor Pasa)やナカヤマフェスタ(Nakayama Festa)に並んだ。(c)AFP/Pirate Irwin