【9月25日 Relaxnews】ハネムーンやカップルの旅行客をターゲットにしようと、アジアの観光業界では「大人限定」のリゾートが増えている。

 タイの高級ホテル「アキラ・チュラ・サムイ(Akyra Chura Samui)」は、もっとロマンチックな休暇をとりたいとの要望が増えていることを受け、11月1日から12歳未満の子どもの立ち入りを禁止する。

 また、フランスのリゾートチェーン「クラブメッド(Club Med)」も、大がかりなリノベーションを発表したばかりのマレーシアのチェラティンビーチ(Cherating Beach Resort)に、子ども立ち入り禁止の区画「ゼン・スペース(Zen Space)」を作る。

 アジア以外の地域でも大人限定のリゾートがますます人気を博している。特にカリブ海の島々ではサンダルズ・グループ(Sandals group)やシークレット・リゾート(Secret Resorts)、イベロ・ホテル&リゾート(Ibero Hotels & Resorts)などのチェーンが、子ども抜きでロマンチックな休暇を楽しみたい旅行者たちをターゲットにしている。

 7月の米ABCニュースによれば、ブカティ&タラ(Bucuti & Tara)などのホテルで子どもの立ち入りを禁止したところ、ホテル客室利用率が大幅に上昇したという。(c)Relaxnews/AFPBB News