タツノオトシゴ1万6000匹押収、アジアへ密輸寸前
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【8月24日 AFP】ペルー・リマ(Lima)の警察当局は23日、乾燥させたタツノオトシゴ1万6280匹、約160キログラム相当を空港で押収したと発表した。タツノオトシゴは3箱に分けられ貨物に詰められており、アジアへ密輸される手はずになっていたという。
タツノオトシゴは「ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、Convention on International Trade in Endangered Species、CITES)」で取引を規制しなければ絶滅のおそれがある種に指定されているが、中国、韓国、日本などでは伝統薬(漢方薬)の材料として人気が高い。
ペルー当局によると、粉末状のタツノオトシゴの取引価格は1キロあたり約6000ドル(約47万円)にもなるという。ペルーでは2004年にタツノオトシゴ漁が禁止され、違反者には禁錮2年~5年の厳罰が下されるが、2011年の押収量は2トンに上った。(c)AFP
タツノオトシゴは「ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、Convention on International Trade in Endangered Species、CITES)」で取引を規制しなければ絶滅のおそれがある種に指定されているが、中国、韓国、日本などでは伝統薬(漢方薬)の材料として人気が高い。
ペルー当局によると、粉末状のタツノオトシゴの取引価格は1キロあたり約6000ドル(約47万円)にもなるという。ペルーでは2004年にタツノオトシゴ漁が禁止され、違反者には禁錮2年~5年の厳罰が下されるが、2011年の押収量は2トンに上った。(c)AFP