【8月13日 AFP】イランのマルジェ・バヒドダストジェルディ(Marzieh Vahid Dastjerdi)保健相は13日、同国北西部で11日に発生した2回の地震で、306人が死亡、3037人が負傷したと発表した。死者の大半は女性と子どもだった。

 公式発表はイラン議会の議員に報告され、議会のウェブサイトに掲載された。犠牲者数は、モスタファ・モハマド・ナッジャル(Moustafa Mohammad-Najjar)内相が12日に発表した死者227人、負傷者1380人から大幅に超えるものとなった。

 バビドダストジェルディ保健相によると、死者306人のうち、病院で確認できた遺体は、女性と子どもが219人、男性49人だったという。前日発表に比べ、13日に発表の犠牲者数が大幅に増えた背景には、当局者が被災地に訪れる前に遺族が遺体を埋葬していたことがあるとみられる。(c)AFP