【8月11日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が10日、米ニューヨーク証券取引所に株式を上場した。売り出された株式は1670万株。

 伝統を誇る名門クラブながら、初日の株価は新規株式公開(IPO)価格の14ドルをやや上回る程度で推移。売り圧力から幹事会社が買い支えたとみられる。最終的に14ドルで上場初日の取引を終え、サッカーの世界では勝利が当たり前な強豪クラブにとっては、物足りない上場スタートとなった。

 クラブ側は当初、16ドルから20ドルでの株式公開を予定していたが、上場直前の9日になって14ドルに引き下げられた経緯がある。

 マンチェスター・ユナイテッドは株式上場で2億3400万ドル(約183億円)の資金を調達したものの、目指していた3億ドルを大きく下回った。(c)AFP