【5月6日 AFP】経営不振にあえぐ米インターネット検索大手ヤフー(Yahoo!)は、同社ウェブサイトに掲載された最高経営責任者(CEO)のスコット・トンプソン(Scott Thompson)の学歴が間違っているとの指摘を株主から受け、「意図しない誤り」があったことを認めた。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)によると、ヤフーのウェブサイトには3日夜まで、トンプソン氏が米ストーンヒル大学(Stonehill College)で会計学とコンピューター科学の学士号を取得したと記載されていた。

 だがその後、ヤフーは記載の誤りを認め、トンプソン氏は実際には会計学専攻で、経営学の学士号を取得していたと発表した。4日現在、トンプソン氏の学歴はウェブサイトからすべて削除されている。

 ヤフーは1月、オンライン広告部門での競争に敗れてきた同社の復活に期待をかけて、オンライン決済サービス「ペイパル(PayPal)」元社長のトンプソン氏をCEOに任命した。

 WSJによると、ヤフーは記載の誤りについて「トンプソン氏がこれまでに成功を収めてきた有能な経営者である事実を変えるものではない」と述べている。

 トンプソン氏の学歴の誤りは、ヤフーの株式の約6%を保有するヘッジファンド、サードポイント(Third Point)により指摘された。WSJによれば、サードポイントは、ヤフーに取締役を送り込もうと委任状争奪戦を仕掛けていた。(c)AFP

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