【5月1日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のケルン(1. FC Cologne)は30日、フォワード(FW)のルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)が2012-13シーズンからイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)でプレーすると発表した。

 現在リーグ16位のケルンは移籍に関する詳細を発表してはいないものの、移籍金はおよそ1300万ユーロ(約13億7500万円)と報じられている。

 ポドルスキーは「欧州最高峰のクラブのひとつで、国際的なレベルで試合をするチャンスがこの移籍で与えられた。自分自身にとって街やファン、そしてクラブは大きな意味を持つものだからこの判断は簡単なものではなかった。ケルンはいつまでも心の中にある」と語っている。

 一方、7シーズンにわたりタイトルから見放されているアーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、ポドルスキーが若手主体のチームにさらなる経験をもたらし、前線に厚みをもたらすと考えている。

 ベンゲル監督は「ルーカス・ポドルスキーとの契約を結ぶことができてうれしい。われわれの今後を担う重要な選手と考えている。一級品の選手で、クラブや代表レベルで素晴らしいゴールスコアラーであることは証明されている。26歳ですでに代表キャップ数95試合は驚くべき数字であり、選手としての質の高さを証明している」とコメントしている。(c)AFP