【4月20日 AFP】世界フィギュアスケート国別対抗戦2012(World Team Trophy Figure Skating Championship 2012)が19日、東京で開幕し、男子シングル・ショートプログラム(SP)で高橋大輔(Daisuke Takahashi)が歴代最高得点を記録した日本が、初日を終えて総合首位に立った。

 3月の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2012)でカナダのパトリック・チャン(Patrick Chan)に敗れ、2位に終わった高橋は、冒頭の4回転トーループを成功させると、その後はトリプルアクセル(3回転半)と3回転ジャンプを2度成功し、2011年の世界選手権でチャンが記録した男子SPの世界最高得点93.02点を更新する94.00点を記録した。

 2位には89.81点を記録したチャン、3位には86.98点を記録した米国のジェレミー・アボット(Jeremy Abbott)がつけた。

 一方、女子シングルSPでは鈴木明子(Akiko Suzuki)、村上佳菜子(Kanako Murakami)ら日本勢を抑え、イタリアのカロリーナ・コストナー(Carolina Kostner)が首位に立った。

 各種目の順位を得点に換算し、全種目の合計得点を争う団体戦で日本は45点を獲得し、米国が日本と同点で2位に、フランスが35点で3位と続いている。(c)AFP