トップ > 環境・科学 > 環境

米ミネソタ州の電力、再生エネルギーで100%供給可能 米市民団体

2012年4月10日 16:48 発信地:米国

このニュースをシェア

米ミネソタ州の電力、再生エネルギーで100%供給可能 米市民団体
米ミネソタ(Minnesota)州の州都セントポール(St.Paul、2011年8月25日撮影)。(c)AFP/KAREN BLEIER
【4月10日 RenewableEnergyWorld.com】米ミネソタ(Minnesota)州は電力需要の100%を州内の風力発電と太陽光発電で満たすことができ、エネルギー効率向上のための十分な投資をすれば従来と見劣りしないコストでの電力供給が可能だとする報告書を米市民団体、エネルギー環境調査研究所(Institute for Energy and Environmental ResearchIEER)が3月に発表した。

「太陽エネルギーや風力エネルギーは供給が間欠的なため、電力供給システムの主力になれないという指摘は誤りだ・・・米電力大手エクセル・エナジー(Xcel Energy)の2007年の(ミネソタ州における)総電力需要を再生エネルギー発電とストレージ(貯蔵)技術、エネルギー効率向上を組み合わせて満たすことは技術的にも経済的にも可能だ・・・また、ミネソタ州の電力供給システムを100%再生エネルギー・ベースにした場合でも、エネルギー効率向上に関する適切な投資が十分になされれば、電気料金は1キロワット時当たり1~2セントの値上げにとどまる」(報告書より抜粋)
 
 この試算で想定されている再生可能エネルギーの内訳は、風力発電が約1300万キロワット、太陽光発電が460万キロワットとなっている。こうした新たな再生可能エネルギーと地下の圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)、さらにエネルギー効率向上の取り組みによってミネソタ州の財政には900億ドル(約7兆3000億円)以上がもたらされ、5万件の雇用が生み出されるだろう。

 新たな再生可能エネルギーの利用とエネルギー効率の大幅な向上と引き換えに電気料金はわずかに上がるものの、納税者の懐を傷めるほどではない。(c)RenewableEnergyWorld.com/John Farrell/AFPBB News

RenewableEnergyWorld.comにこの記事の原文(英語)が掲載されています。
メディア・報道関係・法人の方向け 写真・動画 購入のお問合せ>

こんな記事も読まれています

あわせて読みたい

話題の記事

環境・サイエンス 新着一覧へ>

トップストーリー

ピックアップ

人気記事>