【3月30日 AFP】米インターネット検索最大手グーグル(Google)が、アジアのハードウェアメーカーと組んで低価格の7インチ・タブレット型情報端末を発売する計画だと、米メディアが29日報じた。

 IT情報サイトDigitimesや米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)によると、韓国サムスン電子(Samsung Electronics)や台湾アスーステック・コンピューター(Asustek Computer)などがハードを製作し、グーグルのアンドロイドOSを搭載。米アップル(Apple)の「iPad(アイパッド)」や米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の「キンドル(Kindle)」に挑むという。

 アスース製タブレットは早ければ5月にも市場投入する構えで、アマゾンの「キンドル・ファイア(Kindle Fire)」の対抗馬となることを狙っているという。予想販売価格は199ドル(約1万6500円)。発売されれば、タブレット型端末の価格競争が始まる可能性がある。

 AFPの取材に対し、グーグルからの回答はまだ得られていない。(c)AFP