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仏トゥールーズ連続銃撃事件、死亡した容疑者の兄を起訴

2012年3月26日 10:10 発信地:パリ/フランス

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仏トゥールーズ連続銃撃事件、死亡した容疑者の兄を起訴
フランス南西部トゥールーズ(%%Toulouse%%)周辺で起きた連続銃撃事件で、生徒など4人が殺害されたユダヤ人学校の前に花を手向ける女性(2012年3月25日撮影)。(c)AFP/ERIC CABANIS
【3月26日 AFP】フランス南西部トゥールーズ(Toulouse)周辺で仏軍兵士やユダヤ人学校の生徒ら7人が殺害された連続銃撃事件で、警察に射殺されたモハメド・メラ(Mohamed Merah)容疑者(23)の兄が25日、殺人の共犯とテロの準備を共謀した罪で起訴された。

 モハメド容疑者は3件の銃撃事件で兵士3人、ユダヤ人学校の生徒3人と見習い中のラビ(ユダヤ教の教師)1人を殺害し、トゥールーズの自宅に長時間立てこもった末、警察との銃撃戦で22日に死亡した。モハメド容疑者は死亡する前に国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とのつながりを認めたが、起訴されたアブデルカデル・メラ(Abdelkader Merah)被告(29)は事件との関与を否定している。

 弁護人のアン・ソフィー・ラガン(Anne Sophie Laguens)氏は25日、パリ(Paris)で報道陣の取材に応じ、「(アブデルカデル被告は)弟の犯行を誇りになど全く思っていない」と述べ、同被告が弟の犯行を「誇りに思っている」と発言したとの報道を否定した。「被告は弟の犯行を強く非難し、スケープゴートにされることのないように願って」おり、起訴事実を全て否認しているという。

 フランスの警察と検察当局は、アブデルカデル被告はモハメド容疑者よりも過激なイスラム主義者だと説明し、同被告が「原理主義的な宗教信念」を持っていたことを警察は以前から把握していたとしている。

 警察は、アブデルカデル被告がジハード(イスラム聖戦)実行者たちのイラク入国を手助けした疑いが浮上した2007年から同被告の存在を把握していた。アブデルカデル被告の影響でモハメド容疑者はより過激になっていったと仏警察当局はみている。

 被告の交際相手、ヤミナ・メスバー(Yamina Mesbah)さんも事情聴取のために21日に同時に勾留されたが、メズバーさんは起訴されることなく25日に釈放された。アブデルカデル被告の身柄は同日、パリ郊外の仏警察対テロ捜査本部から都市中心部の裁判所に移された。(c)AFP

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