「精子ハンター」、男性ヒッチハイカーを狙う女性たち ジンバブエ

2012年03月24日 12:51 発信地:マシャバ/ジンバブエ 【写真】 【ブログ】
  • 楽天SocialNewsに投稿!

ジンバブエの首都ハラレ(Harare)で、男性ヒッチハイカーを襲い精子を奪ったかどで起訴され出廷した被告たち(2011年11月29日撮影)。(c)AFP/ Jekesai Njikizana

関連写真1/1ページ(全1枚)

  • 韓国旅客船沈没、船長ら3人を逮捕 船内に3遺体発見
  • 「女子生徒の大半が依然不明」、国防省も認める ナイジェリア
  • 韓国旅客船沈没、船長ら3人の逮捕状を請求
  • エベレストで雪崩、ガイドら12人死亡 過去最悪の事故
  • 偽W杯トロフィー1020点を押収、中国
  • 事故当時3等航海士が操船、韓国の旅客船沈没
  • 韓国旅客船沈没、死者25人に 不明者家族 大統領に詰め寄る
  • 不明MH370便、膨大な引き上げ費用が必要 マレーシア政府
  • 「愛してる」「また会おう」、沈没する韓国船から届いた生徒らの声
  • 中国脱線事故で鉄道員を拘束、待遇に不満でレール外す?
  • 過激派拠点に100人以上監禁か、ナイジェリアの少女集団拉致
  • 養父母が9年間監禁・虐待、15歳少女を保護 アルゼンチン
  • 韓国の旅客船沈没、死者6人 不明290人に
  • 米NY市警、対イスラム教徒監視班を解散
  • 韓国の旅客船転覆、3人死亡 292人が安否不明
  • パーティーで大学生5人刺殺、警察幹部の息子を逮捕 カナダ
  • 米ボストン・マラソン会場に不審物、爆破事件から1年
  • 12年伊地震、石油などの採掘が原因の一端 報告書
  • ナポレオンの毛髪など盗難、豪美術館
  • ブリヂストン幹部ら3人を起訴、自動車用部品の価格を操作 米国
【3月24日 AFP】アフリカ・ジンバブエに住む19歳の女性スーザンさんは、車を運転中に見つけた男性のヒッチハイカーのグループに自分の車に乗るように言ったが、彼らがその好意をかたくなに拒否したので驚いた。

 ヒッチハイカーの男性たちはスーザンさんに言った。「今は男より女の方が恐ろしいんだ。あんたの車には乗らないよ。信用できないからね」。彼らはスーザンさんにレイプされることを恐れたのだ。

 最近、ジンバブエでは美女の集団が男性旅行者を車に乗せた後、セックスを強要し精子を奪うという報道があり、タブーや宗教儀式との関連を思わせる異様な事件として受け止められている。

 地元メディアによると、一連の事件の被害者は男性で、幹線道路を車でうろつく女性グループに薬を盛られたり、銃やナイフ、時にはヘビを突きつけられて脅され、性的興奮剤を投与されたうえ、何度も性行為を強要され、道路脇に放置されている。その際、女たちはコンドームに精子を「採取」しているという。

 この「精子ハンター」事件を地元の新聞が初めて報じたのは2009年10月だった。しかし以来検挙された女はわずか3人。使用済みコンドーム31個が入ったビニール袋1個が見つかり、17人の男性がこのグループの「餌食」となったとみられている。だが、彼女たちが逮捕された後も襲撃は続いている。

 警察によると、ヒッチハイクをしていて、女性が運転する自家用車に乗った男性が襲われる例が最も多いという。このため警察では、公共交通機関を利用するよう呼び掛けている。

■なぜ精子を奪うのか

「精子ハンター」たちが奪い取った精子を何に使っているのか、また、なぜ見知らぬ男性の精子を無理やり奪うのかといった動機は定かではない。しかし「ジュジュ」と呼ばれる幸運を呼び込む伝統儀式に用いるためとの見方もある。

 ジンバブエ大学(University of Zimbabwe)の社会学者、ウォッチ・ルパランガンダ(Watch Ruparanganda)氏は、精子が儀式に使われ「大きなビジネスとなっている」とみている。

 ルパランガンダ氏は7年前、博士論文のリサーチ中に、精液が商品として取引されていることを知り、がくぜんとした。首都ハラレ(Harare)のストリートの少年たちから、ビジネスマンにホテルに連れて行かれ、新しい服をもらい、酒を飲まされ、売春婦をあてがわれてセックスをした後に、精子の入ったコンドームをその売春婦に渡すという話を聞かされたのだ。

 この話からルパランガンダ氏は、どこかに大きな「精子ビジネス」のマーケットがあり、大きな黒幕がいて背後からそうした女性たちを操っているはずだと考えている。

 ジンバブエだけでなく、ナイジェリアでも前年、売春婦たちが売買目的で精液が入ったコンドームを集めているとの報道があった。

 一方、「ジンバブエ伝統療法協会(Zimbabwe National Traditional Healers Association)」は、一連の事件を強く非難している。同協会広報のジョージ・カンディエロ(George Kandiyero)氏は「これは呪術の一種だと思う。人々を非常に怖がらせている。女性が男性をレイプするということにみんな衝撃を受けている」と述べた。同氏は、精子ハンターの女たちが自分の恋人に精子をくれるよう頼まないのは、ジュジュに用いた精子の持ち主は悪運に見舞われるという迷信があるからだと指摘している。

 精子ハンター事件に対する反応にはショックと興味本位が混ざっている。ある新聞は面白おかしく、女性ドライバーの気を引こうと全裸で道路脇に立つ男性ヒッチハイカーを描いた漫画さえ掲載した。

 それでもジンバブエ男性たちの恐怖はぬぐえないようだ。「もちろん怖いよ」と話す26歳の男性ヒッチハイカーは、女性が運転する車には絶対に乗らないと言う。「たとえ老婦人の車でもね」(c)AFP/Justine Gerardy

本日の必読記事1日2回更新

このニュースの関連情報

このニュースへのリンク

http://www.afpbb.com/articles/-/2867418

トピックス

お知らせ

PRリンク

BPNPR

カテゴリ登録はこちらより