【3月13日 senken h】相手の目をまっすぐ見つめて話し、時折はにかんだように微笑む姿が印象的な池田沙絵美(さえみ)さん。第37代の「2012年旭化成グループキャンペーンモデル」に選ばれた、鹿児島県出身の21歳だ。これから1年間は全国各地、ときには海外にも足を運び、旭化成のイメージアップのために活動する。上京して以来、2回目のチャレンジで見事キャンペーンモデルの座を射止めた、池田さんの魅力に迫った。

――モデルになったきっかけは。
 池田さん(以下I):少女まんが雑誌の読者モデルに友人と応募したのが最初ですね。そのときはまだ、モデルになりたいとまでは考えてなくて、賞品のテレビとデジタルカメラが目当てだったんですけど(笑)。あと、東京にいっぱい遊びに行けるな、って。
 親の仕事の関係で、小学6年生のときに鹿児島から福岡に引っ越しました。そこで国民的美少女コンテストに応募したのをきっかけに福岡の事務所に入り、本格的にレッスンを受けるうちに「モデルって楽しい」と思うようになりました。お芝居の仕事に興味を持ったりしたのもこの頃です。その後、インターネット美女コンテストでドラマ賞とJJ賞をいただき、上京しました。

――今回は2回目の挑戦だったとか。
 I:実は上京してすぐに一度、旭化成のキャンペーンモデルに応募して落ちているんですよ。準備不足でした。くやしかったですね。今回、再チャレンジするために、ホームページで旭化成のことをいろいろ調べました。九州出身なので宮崎県の延岡に工場があることは何となく覚えていたんですが、改めて、「サランラップ」から住宅まで、さまざまなものを作っているんだと驚きました。キャンペーンモデル発表後、祖母が鹿児島の地元紙に載っている私の記事を見つけてくれたのがうれしかったですね。

――これから忙しくなりますね。
 I:キャンペーンモデルとして、旭化成の工場がある地域などのイベントにも参加することになっています。できるだけたくさんの人に会って、旭化成をめっちゃ好きになってほしい、って思います。私はもう、大好きですよ!
 水着を着てたくさんの人の前でウオーキングする機会もあるので、体を作っておかないと。運動するのは好きなんです。幼い頃も、男の子たちに混じって野球や鬼ごっこをして毎日公園を走り回ったり、家族みんなでバドミントンをやったり。今も、休日はよくバッティングセンターに出かけていますね。

――他にはどんな趣味がありますか。
 I:映画鑑賞です。DVDを借りたりして、時間があればほぼ毎日のように見ています。お芝居の勉強にもなりますが、純粋に楽しいから。最近だとジェームズ・フランコ主演の「127時間」が良かったですね。主人公がロッククライミング中にとあるアクシデントに遭って…という物語。ほとんど主人公しか出てこないんですけど全く飽きさせない展開で、ラストには感動もあるのでお薦めですよ。

――現在はファッション誌で活動も。
I:モデルとお芝居、両方を頑張っていけたらいいなと思います。今日着ている服は、自分で選びました。とくにこのブランドが好き、っていうのはあまりないんですけど、人とかぶらないファッションが良いですね。安くて見た目がおしゃれな服はたくさんあるけど、最近は、ちょっと良い物を身に着けたいって思うんです。せっかく繊維を扱う会社のキャンペーンモデルを務めるので、服の素材のこととかももっと勉強したいですね。詳しくなったらどんな服を選ぶようになるのか、自分の変化が楽しみです。

■my favorites
★家族/大好きな妹とは2人とも1月生まれなので、今年の誕生日もプレゼント交換をしたそう。
★ラーメン/一番はやっぱりとんこつラーメン。帰省した際には博多のラーメンスタジアムにもよく行くとか。
★野球/男友達たちとアクティブに遊ぶのは今も変わらず。野球ボールも「女の子投げ」をしないで、いつでも全力投球!

■インフォメーション
 旭化成グループは「ケミカル・繊維」「住宅・建材」「医薬・医療」「エレクトロニクス」の4つの事業領域で、日本のみならず、世界各地で事業を幅広く展開する総合化学メーカー。「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します」をグループ理念とし、「健康で快適な生活」と「環境との共生」の実現を通して、グループをあげて“昨日まで世界になかった”価値の提供を目指す企業集団だ。(c)senken h

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