【1月16日 AFP】世界中の人気者となりながら前年急死した独ベルリン動物園(Berlin Zoo)のホッキョクグマ、クヌート(Knut)の記念碑のデザインが13日、決定した。

 候補作40点の中から選ばれたのは、彫刻家ヨセフ・タバシュニク(Josef Tabachnyk)氏の作品「夢見るクヌート(Knut The Dreamer)」。動物園の施設内でのんびりと岩に寝そべりまどろむクヌートの姿がモデルだ。

 ベルリン動物園「友の会」のトーマス・ツィオルコ(Thomas Ziolko)氏は、次のように語っている。「クヌートは、来園者たちの心の中に生き続けます。だから、クヌートらしさをよく表現した、後世に恒久的に残る記念碑を作りたかったのです」

 母グマに育児放棄され人工飼育されたクヌートは、その愛らしさからベルリン動物園を代表する人気者になった。しかし前年、4歳で急死。死因は脳の障害だったとみられる。死後、同動物園のかつてクヌートが暮らした飼育施設には花束や追悼メッセージ、クヌートの写真を捧げるファンが後を絶たず、インターネット上の追悼帳にも数千件ものメッセージが寄せられた。(c)AFP

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