【12月20日 AFP】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記の死去(享年69)が報じられた19日、ツイッター(Twitter)上には「ゴルフ界は偉大な人物を失った」というコメントが相次いだ。

 「神業」が成されたのは1994年、金総書記が52歳の時だった。北朝鮮の国営メディアは、金総書記が平壌ゴルフ場(Pyongyang Golf Course)の7700ヤードのコースで1ラウンドのうち合計11ホールでホールインワンを達成したとして称賛した。どのホールも最悪で「バーディー」、スコアは38アンダーの34という驚異的なもので、しかも、金総書記がゴルフコースに出たのはこの時が初めてだったと報じている。

 果たして、金総書記には、タイガー・ウッズ(Tiger Woods)や世界ランク1位のルーク・ドナルド(Luke Donald、英国)を超えたいという意図があったのか。ツイッター上では意見が分かれている。

 ある男性は次のように書き込んだ。「金正日の死は、全員(ゴルフ選手)の世界ランクが1つずつ上がることを意味している」

 別の男性は、「金正日が亡くなったので、ルーク・ドナルドはまごうことなく世界ナンバー1だ。おめでとうルーク!コース上で証明できなかったことが残念ではあるが」とコメントした。

 偉大なゴルファーの死を惜しむ書き込みも多数見られた。

「ゴルフ界は、メジャーで一度も優勝したことのない並はずれた世界的リーダーの死去を惜しんでいる」と、ある男性。

「世界で最も偉大なゴルファーが亡くなったというのに誰も気にしていないようだ」と、ゴルフのウェブサイトが特に言及していないことを嘆く声もあった。

 一方で、金総書記の神業はでっち上げではないかと疑うコメントも多い。

 ある男性はこうコメントした。「サンタクロースが本物ではないと見極められる北朝鮮人なら、金正日がハンバーガーを発明したわけでも、ゴルフで38アンダーを達成したわけでもないことは、十分に見極められるはずだ」(c)AFP