【12月11日 AFP】(記事更新、写真追加)11-12ドイツ・ブンデスリーガ1部は10日、第16節の試合が各地で行われ、FCアウクスブルク(FC Augsburg)が1-0でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Monchengladbach)を破り、シーズン3勝目を挙げて最下位を脱出した。

 勝利すればリーグ首位に浮上する可能性があったボルシア・メンヘングラッドバッハだが、後半6分にかつてチームに所属していたヤン・イングヴェル・カルゼン・ブラッカー(Jan-Ingwer Callsen-Bracker)に得点を奪われ、敗戦を喫した。

 一方、リーグ5位のヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)は、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に4-1で快勝し、タイトルレースに復帰した。

 前半18分にソクラティス・パパスタソプーロス(Sokratis Papastathopoulos)のゴールで先制したブレーメンは、同45分にクラウディオ・ピサロ(Claudio Pizarro)が追加点を挙げると、後半は同10分にマルクス・ローゼンベリ(Markus Rosenberg)、同26分にマルコ・アルナウトビッチ(Marko Arnautovic)が得点し、ボルフスブルクをマルセル・シェファー(Marcel Schaefer)の1得点に抑えた。

 そのほかの試合では、ケルン(1. FC Cologne)がルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)とクリスティアン・クレメンス(Christian Clemens)がそれぞれ2得点を記録する活躍を見せ、SCフライブルク(SC Freiburg)に4-0で快勝した。また、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)とハノーバー96(Hannover 96)は0-0で引き分けている。

 9日に行われた試合では、シャルケ04(Schalke04)は2-1でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に勝利した。

 前半20分にクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)の得点で先制したシャルケは、同25分にヘルタのアドリアン・ラモス(Adrian Ramos)にヘディングシュートを決められ同点に追いつかれるも、前半終了間際にテーム・プッキ(Teemu Pukki)のゴールで勝ち越し、勝ち点3を積み上げた。

 この勝利でシャルケは、11日にVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)と対戦する首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と勝ち点31で並び、得失点差で暫定2位につけている。(c)AFP/Ryland James