【11月9日 AFP】コンゴ民主共和国(旧ザイール)にあるアフリカで最も活発な火山、ニアムラギラ(Nyamulagira)山が前週末に噴火した。

 9日も依然、オレンジ色の噴煙が立ち上り、噴火は続いているが、火山が位置するビルンガ国立公園(Virunga National Park)周辺の住民やマウンテンゴリラの命に脅威を与えることはないと、同国の自然科学研究所は発表している。ただし、火山灰が風で運ばれ水が汚染されたり、畑で火災が発生する可能性はあるとして警戒を呼び掛けている。

 ニアムラギラ火山は平均2年に1度の割合で噴火しており、前回の噴火は2010年1月に起きた。(c)AFP