【11月5日 AFP】(写真追加、記事更新)11-12フィギュアスケートGPシリーズ第3戦中国杯(ISU Grand Prix of Figure Skating Cup of China 2011)は4日、上海オリエンタルスポーツセンター(Shanghai Oriental Sport Center)で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、ロシアのアルトゥール・ガチンスキー(Artur Gachinski)が81.64点で首位に立った。

 日本の羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が、81.37点で2位、米国のジェレミー・アボット(Jeremy Abbott)が79.32点で3位につけ、日本の織田信成(Nobunari Oda)が77.65点で4位に続いている。

 東北地方太平洋沖地震の被災地である仙台(Sendai)出身の羽生は、首位のガチンスキーに肉薄する得点を記録し、「日本の皆さんのためにも最高の演技を見せたかった」と語った。

 一方、女子ショートプログラム(SP)ではイタリアのカロリーナ・コストナー(Carolina Kostner)が61.88点で首位、米国の長洲未来(Mirai Nagasu)が60.96点で2位、ロシアのアデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova)が53.74点で3位つけた。日本の村上佳菜子(Kanako Murakami)は53.09点で4位につけている。

 また、ペアショートプログラム(SP)では、今季初戦を迎えたロシアの川口悠子(Yuko Kawaguchi)/アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)組が64.45点で首位に立った。2位には60.78点でカナダのカーステン・ムーア・タワーズ(Kirsten Moore-Towers)/ディラン ・モスコビッチ(Dylan Moscovitch)組、3位には60.57点で中国の張丹(Zhang Dan、ツァン・ダン)/張昊(Zhang Hao、ツァン・ハオ)組が付けた。

 アイスダンス・ショートダンス(SD)では、ロシアのエカテリーナ・ボブロワ(Ekaterina Bobrova)/ドミトリ・ ソロビエフ(Dmitri Soloviev)組が65.73点を記録し首位、米国のマイア・シブタニ(Maia Shibutani)/アレックス・シブタニ(Alex Shibutani)が57.79点で2番手につけ、英国のペニー・クームズ(Penny Coomes)/ニコラス・バックランド(Nicholas Buckland)が53.89点で3番手となっている。(c)AFP/Bill Marcus