【8月22日 AFP】米女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)が19日、クロアチアのブリュニ(Brijuni)島を訪れ、「リア王(King Lear)」の舞台を鑑賞した。地元紙ユタルニ・リスト(Jutarnji List)が報じた。

 ジョリーはプライベート機で2人の子どもとともに訪問。国営テレビによれば、観劇の前に、同国のイボ・ヨシポビッチ(Ivo Josipovic)大統領夫妻に面会したという。

 ジョリーを同国に招いたのは、俳優仲間のラデ・シェルベッジア(Rade Serbedzija)。シェルベッジアは、『M:I-2(Mission: Impossible II)』、『バットマン ビギンズ(Batman Begins)』、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション(X-men: First Class)』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(Harry Potter and The Deadly Hallows: Part 1)』などに出演している。

 今回の訪問の目的は、観劇のほか、ヨシポビッチ大統領と地雷問題について話し合うためだった。同国には、旧ユーゴスラビアからの独立を目指した1991~95年のクロアチア紛争で埋められた数々の地雷が、いまだに残っている。

 ジョリーは昨年、92~95年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を背景にしたイスラム女性とセルビア人男性のラブストーリーで、映画監督デビューを果たしている。(c)AFP

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