【7月14日 AFP】(写真追加)女子サッカーW杯ドイツ大会(FIFA Women's World Cup 2011)は13日、準決勝の2試合が行われ、日本は3-1でスウェーデンに勝利し、初の決勝進出を決めた。

 前半10分にスウェーデンのジョセフィン・オクビスト(Josefine Oqvist)に先制点を奪われた日本は、同19分に宮間あや(Aya Miyama)のクロスに飛び込んだ川澄奈穂美(Nahomi Kawasumi)が得点し、1-1の同点に追いついた。

 後半に入ると日本は、同15分に澤穂希(Homare Sawa)が大会5試合で4得点目となるゴールを決めて2-1と逆転に成功すると、同19分には再び川澄が約35メートルの距離から無人のゴールにボールを蹴り込み、この試合2得点目となるゴールを決めてスウェーデンを突き放した。

 この日行われた準決勝のもう1試合では、米国が3-1でフランスを下し、決勝に進出した。

 前半9分にローレン・チェイニー(Lauren Cheney)の得点で先制した米国は、後半10分にフランスのソニア・ボンパストル(Sonia Bompastor)に同点ゴールを許したものの、同34分にアビー・ワンバック(Abby Wambach)、同37分にアレックス・モーガン(Alex Morgan)が立て続けに得点した。

 世界ランキング4位の日本は、世界ランキング1位で3度目のW杯制覇を目指す米国と17日の決勝で対戦する。(c)AFP/Ryland James

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