【7月1日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2011)は30日、英ロンドン(London)で女子シングルス準決勝が行われ、大会第5シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)と第8シードのぺトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)が決勝進出を決めた。

 シャラポワは、ザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki、ドイツ)を6-4、6-3で、クヴィトバは第4シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)を6-1、3-6、6-2でそれぞれ下し、2日に行われる決勝戦に駒を進めた。

 2004年大会王者のシャラポワは、自身4度目となる四大大会(グランドスラム)のタイトル獲得を目指す。

 一方のクヴィトバは、チェコ人選手としては1998年大会のヤナ・ノボトナ(Jana Novotna)氏以来、左利きの選手としては1990年大会のマルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)氏以来となる決勝進出を決めた。

 子供のころ、ナブラチロワ氏から影響を受けたクヴィトバは「ロッカールームでマルティナに会って、幸運を祈ってると言ってもらったの。とても嬉しいけど、決勝に進出したのは信じられない。人生最良の日よ」と語っている。(c)AFP/Dave James