【4月24日 AFP】ソウル中央地裁は22日、自分の携帯電話を電子レンジで加熱し、充電中に破裂したと偽って製造元のサムスン電子(Samsung Electronics)から500万ウォン(約37万円)をだまし取り、財物強要などの罪に問われた男(28)に懲役1年の判決を言い渡した。

 聯合ニュース(Yonhap News)によると、裁判所は判決で「サムスン電子にとって消費者からの苦情は無視しにくいことにつけ込み、被告は補償金をだまし取った」と指摘した。

 逮捕された男は、500万ウォンを受け取る前、サムスン電子の本社前や仁川国際空港(Incheon International Airport)で約50回にわたり1人で抗議行動を繰り返していた。(c)AFP

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