【4月20日 AFP】米誌ニューズウィーク(Newsweek)は19日、アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)前カリフォルニア(California)州知事(63)が欧州連合(EU)大統領(首脳会議の常任議長)への立候補を視野に入れている可能性があると報じた。

 シュワルツェネッガー氏の側近たちは、生まれ故郷である欧州へ戻ってEU大統領選に立候補するよう助言しているという。

 側近の1人で、カリフォルニア州環境保護局長官を務めたテリー・タミネン(Terry Tamminen)氏は同誌に「欧州は数年以内に、欧州を統合できる能力を有する知名度の高い大統領が必要になる」、「フランス人はドイツ人が欧州大統領になるのを嫌がるだろうし、ドイツ人はイタリア人を嫌がるだろう。ならば欧州に生まれて米国に渡った人物が、欧州の統合を成し遂げる、欧州のジョージ・ワシントン(George Washington、初代米大統領)やトーマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson、第3代米大統領)になるというのはどうだろうか」と語った。

 オーストリア生まれで、ボディビルダーからハリウッドの映画スターへ、さらに州知事へと転身し、2期を務めた後、今年1月に退任したシュワルツェネッガー氏については、銀幕に復帰するのか政界にとどまるのか、注目が集まっている。しかし、本人は今後の動向について明言していない。

 自伝の出版契約を結んだとか、映画『トゥルーライズ(True Lies)』の続編製作について協議中だといった噂は流れている。

 ひとつ確かなことは、米国の大統領選には立候補できないということだ。米国の法律では、米国生まれの米国人だけに大統領選への立候補資格があると規定している。

 同誌は、シュワルツェネッガー氏がロンドン(London)でデービッド・キャメロン(David Cameron)英首相と会談した際、キャメロン首相が「あなたが(米国大統領に)立候補できるよう、(米国の)憲法を改正する必要がある。もう、やろうとしていますよ」と冗談を飛ばしたという逸話を紹介している。(c)AFP