【4月4日 AFP】ソニー・エリクソン・オープン2011(Sony Ericsson Open 2011)男子シングルス決勝。大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦。ジョコビッチは4-6、6-3、7-6でナダルを下し、優勝を飾った。

 ジョコビッチは2011年シーズン開幕以来、出場した大会の24試合で全勝を飾っている。この記録は、1986年のイワン・レンドル(Ivan Lendl、当時旧チェコスロバキア)氏のシーズン開幕25連勝に次ぐ記録。

 世界ランク2位につけるジョコビッチは、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2011)とドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2011)で優勝。そしてBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2011)と今大会ではいずれもナダルを破ってタイトルを手にしている。

 「人生最高の4か月だけれど、シーズンのスタートに過ぎない」と語るジョコビッチは、世界ランクではナダルに次いで2位に留まったままでいる。「ラファ(ナダル)は今現在、世界最高のプレーヤーだ。もし世界ランク1位を狙うのなら、年間を通じて良いプレーをする必要がある」。(c)AFP