【3月14日 AFP】スロバキア北部ジリナ(Zilina)で、頭部が2つあるカメが生まれて話題になっている。現地の通信社SITAが伝えた。

 このカメは7週間前に生まれた「ケヅメリクガメ」で、マグダレーナと名づけられた。飼い主によると、大きい方の頭が「マグダ」で小さな頭の方が「レーナ」だという。

 現在は、飼い主の手のひらにのるほど小さいが、最終的には体長90センチにまで成長するという。マグダレーナの2つの頭の間からは、自在に動く5本目の脚が付き出ている。

 飼い主の男性は、マグダレーナがペットだったことは幸運だったと話している。マグダレーナの甲羅は、マグダとレーナの頭2つを同時に収めるには小さすぎるため、野生界ならば肉食動物の餌食となっていた恐れがあるからだ。(c)AFP