【2月16日 AFP】ホッキョクグマのクヌート(Knut)に予言ダコのパウル(Paul)と動物ネタが続いているドイツから、新たなスターが誕生しそうだ――。第83回アカデミー賞(Academy Awards)の予想屋として米ABCテレビに雇われた、ライプチヒ動物園(Leipzig Zoo)のフクロネズミ「寄り目のハイジ(Heidi)」だ。

 同動物園によると、ハイジはABCテレビの「ジミー・キンメル・ライヴ(Jimmy Kimmel Live)」に出演し、27日に発表されるアカデミー賞のノミネート作品から各賞の「一押し」を選ぶ。

 ただしハイジは動物園から移動せず、撮影は園内で行われるという。ヨルグ・ユンホルト(Joerg Junhold)園長は「長い時間をかけて決定した。最も重要なのは動物の福祉だ」と語った。

 契約金は明かされていないが、この出演で生まれる収益はすべて動物関連のプロジェクトにまわされる。またABCテレビはライプチヒ動物園に寄付もすると発表している。

 ハイジにどうやって映画を選ばせるかについては、現時点では不明だ。(c)AFP